マンション購入＠初心者ガイド

人気の高い東南角部屋

　概して人気の高いのは、東南向きの角部屋。付け加えるなら、眺めの良い上層階を希望する人が増えてきています。日当たりが良く、採光や風通しも申し分無しとなると人気が集中して当然ですが、その分価格は高めです。

　そこで考えるべきことは、一日に部屋でどれくらい過ごすのか、ということです。例えば、あまり部屋にいないアウトドアな方は必ずしも日当たりを優先しなくてもいいでしょう。どの階のどの位置の住戸を選ぶかは、自分のライフスタイルの再確認にもなります。

メリット・デメリットはどの方角にもある

　　西向きの住戸は冬の午後は明るく暖かいのですが、夏の午後は西日が強く暑くなります。南向きの住戸は一日を通して日当たりが良いのですが、人気があり価格が高い傾向があります。北向きの住戸は安定した明るさで落ち着くことができますが、直射日光が得られません。東向き住戸は朝から気分良く活動できますが、夏は早朝から日差しが入り暑くなりがちです。

それぞれに長所・短所があるのですが、例えば日中も部屋によくいる方は南向きに、あまり部屋にいない夜型の人は北向きに、など自分のライフスタイルに合わせて、どの向きにするのかを決めていくとよいでしょう。

上層階は人気だが…

　眺めの良さ、日当たりの良さなどで上層階ほど人気が高く、早く売れていきます。しかし、価格が高い、エレベーター頼みの生活になってしまうなどの欠点もあり、一概に上層階がいいとは言えません。中層階、低層階にもメリット・デメリットはあります。ですから、自分のライフスタイルに合わせた選択をする、ということが大切です。