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構造の良し悪しを判断するには建築の専門的知識が求められますし、構造躯体の施工状
況は購入者が確認することは難しいでしょう。
ですが、自分でも目安にできる方法があります。建築のスケジュール、すなわち工期を確認することです。マンションは、地下などの特殊な要件がない場合、階数プラス3ヶ月が標準工期とされています。
例えば、10階建てなら、10階プラス3ヶ月の13ヶ月ということです。工期は販売担当者などの「着工日」と「竣工日」を確認し、工期を計算してみてください。標準工期程度なら、まず安心でしょう。
工期が長いことは安心材料ではありますが、建築の途中などでなんらかのトラブルがあって遅れた可能性もあります。
逆に、工期が極端に短いようであれば、急いで工事をしたことによってヒューマンエラーが発生している可能性もありますから、スケルトンに問題があるかもしれません。ちなみに「スケルトン」とは建物の構造のことをさします。
マンションの基本性能、構造を判断する方法は他にもあります。それは、品確法を活用することです。品確法は、3つの柱で構成されています。
・住宅性能表示制度
・瑕疵担保責任の規定
・住宅の紛争処理体制の整備
住宅性能表示制度とは、住宅の性能を比較するための基準を設定し、その住宅がもつ性能を数値化したものです。
評価には設計図書の段階で行う「設計住宅性能評価」と、建築段階と完成段階の検査を経た「建設住宅性能評価」の2種類があります。
設計性能評価は、各項目について、基準となる数値を設定し、その数値により等級を決めます。基準が共通なので、客観的に比較できます。
建設性能評価は、設計性能評価で決められた内容が、実際に現場で施工されているかを確認するものです。
ただし、設計性能評価との相違がないことを主眼においているので、建設性能評価があるから欠陥は無いということではありません。
あくまでも目安として考えましょう。
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