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販売価格は、管理費・修繕積立金を含めた比較を

修繕積立金についての間違い


 管理費と修繕積立金は、マンションの日常的な維持管理に要する費用と、将来修繕が必要になったときに備えた積立金です。月々のローン以外に、必ず必要になるランニングコストなので、安ければいいと考えがちですが、果たしてそれはどうでしょうか。

 まず、建物の維持管理に直結する修繕積立金ですが、妥当な費用の目安と考えられるのが、住宅金融公庫の「すまい・る債」応募資格でしょう。

 修繕積立金は年々積み立て金額が増加するので、入居者全員が積み立てていくと、規模にもよるのですがペイオフが適用される1千万円を超えます。

 「すまい・い債」制度は、これを見越したもので、マンション管理組合が積み立てている修繕積立金です。公庫が発生する債券を年1回定期的に購入することにより、ペイオフ対策をしようというものです。

 この制度には購入できる管理組合の要件が決められています。竣工後5年を経過してない場合は、平均専有面積55平米以上で修繕積立金6000円以上などです。

ということは、修繕積立金を積み立てるには、この基準以上でないと難しいと読み替えることもできます。実はこれが重要なポイントで修繕積立金は、販売時には低く設定されていることが多いのです。

 仮に購入を検討している物件が、55平米以上で、修繕積立金が6000円以下なら入居後値上げさせられると思って間違いありません。月々に支払う経費をできるだけ安く見せようという、販売テクニックですので気をつけましょう。

管理費は下がる可能性も…


 管理費については、修繕積立金とまったく逆になります。管理費そのものは、管理内容により変わってきますが、将来的に管理組合から値下げされる可能性があります。 ですから、下げられてもいいように販売時には高めに設定されている場合もあると思っていいでしょう。

 もしも、管理費や修繕積立金の月額等がチラシに書いてなかったら、販売担当者に問い合わせましょう。また、固定資産税がいくらかも聞くといいですね。

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