地盤の選択
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弱い地盤の弊害
マンションでは、建物の重さを支えるため杭を安定した地盤(支持層)まで打ち込む「杭工法」が多く用いられています。しかし、この工事がいい加減だと何年かして沈下してしまうことがあります。
地盤の弱い崖のそばに建っているマンションでは、大雨で崖崩れに巻き込まれ、一部の住戸が土砂に埋まるといった事故も起きています。ですから、建物が建っている場所だけではなく、その周囲を調べることも大切です。
水辺や埋立地に注意
周りの土地よりも高い位置にある台地や段丘などは地盤が硬く、比較的安心だと言えます。水はけも良く、台風が来ても地下駐車場・低層階浸水の心配はほぼありません。
ふさわしくないのは、池や沼、川だった場所を埋め立てた土地です。海や川に近い場所、地すべり・崖崩れが起こりそうな起伏の激しい土地や周囲よりも低地になっている場所も注意が必要です。
自分で地盤を調べよう
自治体によっては、地盤や土砂災害についての危険地域を資料にまとめているところがあります。 例えば、東京都では防災計画課で都内全域の地盤を4つに分類し、色分けした地図を作成。建設局河川部計画課では、崖崩れや地すべり、土石流といった土砂災害について、被災の可能性がある地域を詳しく示しています。
自治体によって作成している資料の内容は異なりますが、防災課や建築課といった担当部署に、いろいろと問い合わせてみるとよいかもしれません。