マンション市場の現状
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マンション市場の現状とこれからの見通しを簡潔にまとめておきましょう。
まず最初に、売られる新築マンションの数は、10年位前から、それ以前の水準をはるかに上回るようになっています。2003年に首都圏では、約8万3000戸、全国では約15万5000戸が売り出されました。
また、2004年度においても、首都圏で8万5000戸、全国では17万戸に及ぶ販売が見込まれています。大量供給の傾向は、まだ当分の間、続くとみて間違いないでしょう。
大量供給が続く中、商品企画はますます多様化しています。
近頃は、30階建て以上の超高層マンションや、総戸数300戸以上の超大型の物件、専有面積100㎡以上のワイド住戸が増えている一方で都心部では単身者やディンクス向けのコンパクトマンション(専有面積30㎡~50㎡)の売れ行きが好調です。
100年住む事ができるように配慮したスケルトン・インフィル(SI)マンション、あるいは近い将来予想される大きな地震に備えた免震・制震構造なども注目されてきています。
設備仕様においては、セキュリティの重視、インターネットなどIT関係の充実、オール電化、ペット共生対応など新鮮な提案がみられます。
ですから、まとめると市場では、新築マンションの大量供給が続いており、その中で商品企画は多様化し、価格は緩やかに落ちる傾向が続くと思われます。これから、売れ行きの二極化からデベロッパーの倒産もありえます。