快適性の向上を目指す新技術
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快適な「SI住宅」
SI住宅とは、マンションの骨格であるスケルトン(S:構造体や共用設備)、インフィル(I:住戸内装や専用設備)を完全に分離した、新しい考え方のこと。SとIを分離することで、水まわりも含めた間取りを自由にプランできるため、「オーダーメイドマンション」や「間取り変更自由」として販売されるケースが増えています。
SI住宅の本来の考え方は、構造体に影響を及ぼさずに、構造体より寿命の短い給排水管や電気配線などのメンテナンスや更新をしやすくして、100年以上快適に住める永住型マンションを実現するところにあります。このようなSI住宅の快適さを見て、中には、SI住宅にしないままコンクリートの強度だけで「100年住宅」として販売している物件もあるので注意が必要です。
バリアフリーとユニバーサルデザイン
近頃のマンションには、生活のしやすさを追求する工夫として、バリアフリーやユニバーサルデザインの設計思想も求められています。
バリアフリー住宅は、高齢化社会の進展に伴って「床段差がない」「手すりの設置」「適切な浴室の広さ」などが求められ標準化しつつあります。また、ユニバーサルデザインとは老若男女を問わず誰でも使いやすくて暮らしやすいデザインという意味で、バリアフリーをもっと大きく捉えた概念といってよいでしょう。
バリアフリーやユニバーサルデザインの基本として、今もっとも注目しておきたいのは、SI住宅でも採用されている二重床構造。住戸内の全体を二重床にすることで、まったく段差のないフラットで安全な居室が実現しました。リフォームのしやすさや、階下との遮音性の向上という観点からも、二重床構造は注目に値します。