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外気の熱を遮断して、室内の温度変化を少なくする断熱材。これは、カビやダニを発生させたり、内装や家具を傷める原因となる結露を遮断する優れものです。
断熱材の施し方には、外壁コンクリートの室内側に入れる「内断熱」と、外側に入れる「外断熱」がありますが主流は外壁部分は内断熱にして、屋上のみを外断熱にする方法。しかし、これでは不十分なので、天井や床の一部にも60cmほどの十分な幅で断熱材を入れる「断熱折り返し」が施されている必要があります。これらが、しっかりしているかどうか販売員に聞くようにしましょう。
では、外断熱のマンションはどうでしょうか。これは、建物の外側をすっぽりと断熱材でくるむので、壁の温度は室内とほとんど同じになり、結露は全くといっていいほど起きなくなります。それに、コンクリートを保護する働きもあるので建物を長持ちさせるというメリットもあります。
しかし、暖まりにくく冷めにくい、という特徴があるので暖房を入れてもすぐには暖まらず、内断熱に比べて1割ほど工事費が高くつくため普及しにくい、というデメリットがあります。外断熱の物件は、価格と効果を比べて選択することが必要とされます。
熱は窓からも逃げていきます。ガラスは温度を伝えやすいので、開口部を広くとる傾向のあるマンションは結露が生じやすくなります。
これを解消するのが、2枚のガラスの間に空気層を閉じ込めたペアガラス(複層ガラス)。外気温の影響が格段に受けにくくなるので、窓ガラスの結露を遮断する効果があります。快適な住まいを求める上で、断熱材とともに窓ガラスも見逃せないポイントです。
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